6年生の家庭科での最初の調理実習はたまごの調理です。「朝食から健康な1日の生活を」という単元で、手軽にできる朝食のおかずを作るのが課題です。フライパンを使って短時間でできるいため料理のうち、たまごを使っての料理に挑戦しました。溶いたたまごに塩、こしょうと牛乳を加え、サラダ油で炒めるのですが、十分に火を通して細かな煎り卵にするのか、ふんわりと洋風のスクランブルドエッグにするかを最初に決め、選んだ姿を目指して頑張りました。
殻を割るのにも、ヒビの入れ方が強すぎたり弱すぎたりで思うようにいかない子がいるかと思えば、「僕は片手で割ったよ」と自慢げな子も。フライパンの油を十分に熱してから手早くいため、上手な半熟のスクランブルドエッグにしたり、かと思えば、油やフライパンの温度が低くてべたべたになってしまったり。今日は「自分一人で調理する」という縛りだったため、家庭での経験値の違いで、でき上がりに差ができたようです。
でも、そこはたまごの炒め料理、塩を振りすぎて「から~い」という子はいたものの、みんな美味しくいただくことができました。
【左:ふんわりスクランブルドエッグ 右:しっかり火を通した煎り卵】